今年も夏から秋へと季節が変わろうとしていますが、令和２年という年は新型コロナ感染症の蔓延、東京オリンピック・パラリンピックの延期等、想像もしていなかったことが次から次へと起こっております。感染防止対策による国の緊急事態宣言、都道府県を跨いでの移動自粛要請、飲食店への営業時間短縮要請等、企業経営にとりましてアゲインストの風が年初から吹きまくっております。また今般の台風によって実際の風も吹き荒れた夏となりました。秋の台風シーズンもこれからです。新型コロナ感染症も落ち着くところまではまだまだかと思われます。
これら悪い要素も重なり大なり小なり中小企業は影響を受けています。特に観光業、飲食業、イベント業にとっては非常に苦しい日々が続いております。売り上げの激減、固定費の負担、融資返済期限は待ったなし等による資金繰り、キャッシュフローの悪化です。
そうは言っても元気な企業は元気です。景気が上向こうが下降線をたどろうがいつの時も消費者のニーズに応えている企業は強いのではないかと思います。この最悪の事態でも、この最悪な事態だからこそ今消費者が欲しいもの、欲しいサービスを売っていくことが必要なのでは？有事になりますとその欲しい商品、サービスが顕著になってくるのではないか。と感じます。どんな業種にもそれは存在すると思います。そこにシフトしていくのが現在経営者にとって必要なことだと痛感しております。
我々会計事務所も例外ではありません。人との接触が制限されている現在、やはり活躍するのはＩＴです。リモートコントロール等ＩＴを駆使して接触なしでも企業の健康診断ができる状態を作り出しリアルタイムに適正なアドバイスをすることが必要となってきています。帳簿は会計事務所、税務署のために存在するのではなく企業経営者への会社の叫びだと思います。それをストップさせることは企業の死を意味する。と思いますのでその歩みを止めません。
まだまだ策はあると思います。諦めたらそこで終わりますが、もがきながらも進もうとしている間は終わりにはなりません。いつの日か風も止み陽が射してくることを信じて関与先をお守りしていこうと思っております。
当事務所もその一環として令和2年9月1日正式に税理士法人福永会計事務所東北支店を岩手県北上市に開設いたしました。
今後は東京立川本店とともに東北エリアの中小企業ご支援に邁進する所存ですので宜しくお願い致します。

平成25年より、岩手県一関市【職業訓練法人 東磐職業訓練協会】主催の研修会に当事務所 所長税理士の佐藤清生が講師として参加し、東北の経営者や経理担当の方々向けに講義をさせていただいています。

【職業訓練法人 東磐職業訓練協会】ホームページ
http://www.ryoban.ac.jp/

【職業訓練法人 遠野職業訓練協会】ホームページ
http://www.tono-vts.ac.jp/

いままで講義を行わせていただいた研修内容をご紹介いたします。

<東磐職業訓練協会＞
平成２５年４月５日　　 　　　　 　 　　 【新入社員研修】
平成２５年８月２８日　 　　　　 　 　　 【東北未来塾・事業承継と企業防衛】
平成２５年１２月１２日～１３日　　　　【企業会計・財務分析研修】
平成２６年６月１９日～２０日　　　　　【企業会計・財務分析研修】
平成２６年９月１１日～１２日　　　　　【企業会計・原価計算】
平成２６年１２月１１月～１２日　　　　【経営計画の重要性・SWOT分析から戦略ﾏｯﾌﾟ】
平成２７年１２月１７日～１８日　　　　【経営計画作成研修】


◆上記以外でも岩手県内にて研修を行っています。

＜遠野職業訓練協会＞
平成２７年１０月１７日～１８日　　　　【公益法人等会計・財務分析】